アメリカ人やヨーロッパ人とコミュニケーションを取っている際に、たまに見かけるチョキチョキのジェスチャー。まるでカニの真似をしているようで、日本人にとっては全く馴染みのないジェスチャーですよね。
このジェスチャーの意味を知らないと、英語以前の問題でコミュニケーションに食い違いが生じます。
ここでは、謎の行動「チョキチョキ」のジェスチャーの意味をお伝えします!
チョキチョキのジェスチャーは皮肉を言うときに使う
一般的にチョキチョキのジェスチャーは皮肉(sarcasm)を言うときに使います。英語では”air quotes”や”finger quotes”と呼ばれており、ダブルクオテーション(” ”)を手で表現した形になります。皮肉以外の意味でも使用されることもあるようですが、僕の経験上は皮肉を言うときに使われることが最も多いです。
それでは以下に使用例を載せたいと思います。
She is a “good” person for boys.
彼女は男性から”性格の良い”人です。
本当は性格が悪いのに男性にだけ性格が良いことを見せつける女性に対して使われています。このタイプの女性は、女性には嫌われるでしょう(笑)
They have “police officers” in Venezuela.
ベネズエラには”警察官”がいる。
ベネズエラは確かに警察官はいるんだけど、政府が腐敗しているため、あまり機能していないことへの皮肉です。
We can eat “sushi” in the US, too.
アメリカでも”お寿司”を食べることができます。
日本のお寿司とは異なるけど、アメリカナイズドされたお寿司が食べられるという意味で使われます。カリフォルニアロールなどがまさにアメリカナイズドされたお寿司ですね。
僕たちがチョキチョキのジェスチャーを使う必要はありませんが、欧米人は良く使うので、意味は理解できるようになっておきましょう。
相手の幸運を祈る際に使うジェスチャー
せっかくなのでもう一つ欧米人が良く使うジェスチャーをご紹介します。それは”crossed fingers”です。
相手の幸運を祈るときに使うジェスチャーですね。もし友だちに「Good luck!」という機会があれば、一緒にジェスチャーしてあげるといいでしょう。
日本人が知らないジェスチャーはまだまだあると思いますが、”air quotes”と”crossed fingers”は目にする機会が多いと思います。
欧米人とコミュニケーションする機会が多い方は是非覚えておいてくださいね!
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