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グローバル人材に必要な3つの条件【メーカー勤務者がグローバルに戦うために】

グローバル人材

近年のインターネットの発達にともなうグローバル化によって、多くの企業でもグローバル人材が求められるようになってきました。僕はメーカー勤めなのですが、僕の会社でもビジネスを海外展開するためにグローバル人材が求められている状況です。ただ、そもそも

「グローバル人材ってどういう人材?」

と疑問に思う方は多いと思います。確かに多くの会社でグローバル人材は重要だと言っているものの、そもそもグローバル人材とはどういった人材なのかの定義については名言されていませんね。皆さんのグローバル人材のイメージとしては、英語を使ってビジネスができるといったところではないでしょうか。

求められるグローバル人材像って業界によって異なりますが、ここでは僕と同じメーカー勤務者としての「グローバル人材」の定義、それからグローバル人材に必要な条件を記載したいと思います。

ちなみに僕は過去にアメリカにて顧客対応を行っていたので、グローバル人材について考える機会が多かったです。現在は日本で生活していますが、今でも海外顧客のサポートは日常的に行っております。

余談ですが、学生時代から聞こえがカッコイイという理由だけで「僕はグローバルビジネスパーソンになる!」と周りに言っていました(笑)一応海外経験もできてグローバルビジネスパーソンかぶれにはなれたと思います(笑)

メーカー勤務者としてのグローバル人材の定義

僕が考える、メーカー勤務者としてのグローバル人材の定義は以下のような人のことです。

外国人と円滑にコミュニケーションがとれる人材

上記定義のもとで、グローバル人材に必要なスキルを記載します。

グローバル人材に必要な条件

僕が考えるグローバル人材に必要な条件は以下の3つです。

①自分が何者なのかを理解している。

②相手の価値観を理解し許容できる。

③環境適応能力がある。

それぞれの条件についてもう少し詳しく説明します。

①自分が何者なのかを理解している

いわゆるアイデンティティなのですが、外国人から良く指摘される例として「日本人はみんな似ていて個性がない」ということです。確かに日本人は周りへの気配りの能力が長けている反面、自分の個性を出したり、考えを主張することが苦手な人種だと思います。ただ、グローバルにビジネスを行う上では「自分はこういう人間で、こう考えている!」と説明できなければ、相手から信頼されない可能性があります。就職活動で行う「自己分析」が実はグローバル人材としても必要なのです。まずは自分は何者なのかを自己を通して明確化しておきましょう。

②相手の価値観を理解し許容できる

日本で仕事をする場合、関わる人がほとんど日本人です。それが例えばアメリカになると、色んな国籍の方と関わることになります。私がアメリカで仕事をしていた頃、アメリカ人だけでなく、メキシコ・韓国・フランス・オーストラリアなど様々な国籍を持つ方と関わっていました。さすがアメリカは人種のるつぼと言われるだけありますね。

何が言いたいかというと、国籍が違えば、価値観も多様化するということです。日本では当たり前のことが、他の国では異なるケースがあります。また、日本は他の国とは異なる独特な文化もたくさんあります。例えば日本企業では一般的な飲み会なんかも海外ではないです。

価値観を理解し許容することは、その人のことを認めることを意味するので、ビジネスを行う上では非常に重要であると考えます。許容できる範囲のことをトレランス(tolerance)と言いますが、toleranceを大きくしていけば、人としても大きくなれると思います。

③環境適応能力がある

これは特に出張者や駐在者にとって非常に重要な能力です。異国の地だと住む環境や食べ物が大きく変わります。従ってある程度の環境適応能力がないと、仕事以前に体調を崩してしまう危険性があります。「じゃあどうすれば環境適応能力をつけられるの?」という疑問が湧いてくるかと思いますが、正直に言うと僕も現状分かりません(すみません)。こればっかりは向き不向きがあると僕は考えています。

まとめ

メーカー勤務者としてのグローバル人材の定義、それからグローバル人材に必要な3つの条件を記載しました。最後に以下にもまとめておきますので皆さんの参考になれば幸いです。

グローバル人材
外国人と円滑にコミュニケーションが取れる人材

グローバル人材に必要な3つの条件

①自分が何者なのかを理解している。

②相手の価値観を理解し許容できる。

③環境適応能力がある。

最後にグローバル人材について考える上で参考にした本を紹介しておきます。


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