皆さんはconfidential(コンフィデンシャル)という言葉を見たり聞いたりしたことはありますでしょうか?企業に勤めている人であれば一度は資料などで「CONFIDENTIAL」と書かれたスタンプ等を見たことがあると思います。
英会話ラボのTaka自身は現在アメリカに住んでいますが、客先からもらう英語資料(契約書類など)でもよく見かけます。
今回はconfidentialの意味や使い方についてお伝えします。ビジネスにおいては絶対に知っておくべき内容ですよ!
confidentialの意味
confidentialの意味は
- 機密の
- 極秘の
- 秘密の
です。
ビジネスの場合、基本的に他社に情報を開示してほしくないときに使います。書類の場合は、その書類の上部に「CONFIDENTIAL」と記載されています。日本語資料の場合は「社外秘」と記載されていますね。
ちなみにconfidentialの名詞はconfidentialityで「機密性」という意味になります。
秘密保持契約(NDA)について
少し余談ですが、客先からの資料に「CONFIDENTIAL」と記載されていないからといって、他社にその資料の内容を公開してもいい訳ではありません。基本的に他社に公開することはNGです。
なぜかというと、企業間でビジネスをする際に秘密保持契約(NDA)を結ぶからです。
秘密保持契約とは、ある取引を行う際などに、人の間で締結する、営業秘密や個人情報など業務に関して知った秘密を第三者に開示しないとする契約のこと。
※Wikipediaより引用
ちなみに秘密保持契約は英語でNon-Disclosure Agreementであり、通常はNDA(エヌ・ディー・エー)とよばれます。
そしてこの契約の中に「No Need to Mark」という項目があります。これは書面に必ずしも「CONFIDENTIAL」のマークをする必要がないことを記載しております。
上記の理由より書類に「CONFIDENTIAL」マークがなかったとしても、他社に情報開示をしてはいけないのです。
ちなみに、なぜ英会話ラボのTakaがNDAに関して詳しいかというと、現在アメリカで新規顧客と取引をする予定であり、NDAを締結するための関連業務を行っているからです!
皆さんも新規顧客とNDAを締結する際の参考にしてもらえればと思います。
ConfidentialとSecretの違い
confidentialの意味や使い方については理解頂けたと思いますが、皆さんの中には以下の疑問を抱く方もいると思います。
「confidentialとsecretの違いは何だろう?」
secret(シークレット)は日本人の方も良く使う言葉なので馴染みがあると思います。secretは「秘密の」という意味で、confidentialと同様の意味です。
confidentialとsecretの違いは、その秘密が公開されてしまったときの損害の大きさによって定義されています。
まず結論を言うと、
機密の重要さはconfidentialよりもsecretの方が大きい
です。
もしかしたら意外だと思う方は多いかもしれませんね。なぜならビジネスの世界ではconfidentialの方が良く使いますからね。
ちなみにtop secretも存在しますが、secretよりもさらに機密の重要さが大きくなります。
confidentialとsecretとTop Secretの定義を以下に記載しておきます。
Confidential
許可されない開示が国家安全保障に「損害(damage)」を与えることが予測される情報
Secret
許可されない開示が国家安全保障に「重大な損害(serious damage)」を与えることが予測される情報
Top Secret
許可されない開示が国家安全保障に「非常に重大な損害(execptionally grave damage)」を与えることが予測される情報
もっと詳しく知りたい方は英語版WikipediaにあるClassified informationを参照してください。
まとめ
今回はconfidentialの意味や使い方、またconfidentialに関連する内容であるNDAについて解説しました。そして、confidentialとsecretの定義の違いについても解説しました。
- 機密の
- 極秘の
- 秘密の
confidentialはビジネス場面で良く出てくるので、しっかりと覚えておきましょう。ちなみにここに記載している情報はconfidentialではないので、他の人に言いふらしても大丈夫ですよ!(笑)
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