ビジネス上でアメリカ人にお土産を渡す際に、何を渡したらよいか迷う方もいると思います。今回は僕が実際にお土産として渡して喜ばれたものをご紹介したいと思います。
話をする前に注意すべきことですが、アメリカのビジネスでは日本ほど手土産を渡す文化はないと思います。また、実際に手土産を渡しても個人の懐に入っておしまいという可能性もありえます(苦笑)
僕の考えは、あくまでも手土産は普段から関わりがあり、これからも関わる方に対して渡すのが良いと思います。さらに言えば、個人の懐に収まるだけでなく、みんなに手土産が広まる可能性が高いときに渡すのが良いと思います。たとえば複数人が参加するミーティングなんかが良いと思います。
オススメの手土産① うなぎパイ
それではオススメの手土産を紹介します。それは「うなぎパイ」です!皆さん知っていますよね?おそらく皆さん一度は食べたことがあると思いますが、念のためにサイトを載せておきます。
うなぎパイがなぜ良いかというと、渡すときにもネタを仕込めるところなんですよ。アメリカ人を笑かせれば場は間違いなくなごみますからね。
うなぎパイを使ったネタは以下のようなものです。僕が実際に喋った内容です。
This is a souvenir for you guys. This is a snack and called “eel pie”, but the taste is NOT eel. All Japanese know this snack. I think you can enjoy eating it.
皆さんへのお土産です。これはお菓子で「うなぎパイ」と言います。でも味は「うなぎ」じゃありません(笑)。日本人ならみんなが知っているお菓子です。楽しんで食べてもらえると思いますよ!
※僕はお土産のことを”souvenir”と言いましたが、正しくは”present”です。のちほど説明します。
どこが笑いのポイントか分かりますか?それはうなぎパイという名前なのに味はうなぎではないというところです。アメリカ人は笑ってくれましたよ!
ちなみに僕は、笑いはユニバーサルだと思っています。僕は関西人なので今までアメリカ人に対してもジョークをかましまくっていますが、それなりにウケています。やっぱり相手がアメリカ人(外国人)であっても笑かしたいですね。これぞ関西人魂!(笑)
オススメの手土産② キットカット限定版
僕の上司に教えてもらったのも紹介しておくと、「キットカットの限定版」もアメリカ人にウケるそうです。キットカット自体はアメリカが発祥の国なので、当然アメリカ人はみんな知っています。しかし、日本では宇治抹茶味などの限定版が売られていますよね。アメリカではこうした限定版はありません。つまりネタになるわけです。
もし僕がキットカット宇治抹茶味を渡すときは以下のような英語で渡すと思います。
This is a present for you guys. This is KitKat and of course you know this. But this is a special type of KitKat. We have several types of KitKat in Japan, and this has green tea taste. I hope you can enjoy eating this.
皆さんへのお土産です。これはキットカットです。もちろん皆さん(アメリカ人だらか)知っていますよね(笑)。でもこれは実はスペシャルタイプなんですよ!日本では色んな種類のキットカットがあって、これは抹茶味になります。お土産を楽しんでもらえると嬉しいです。
キットカット限定版の場合、僕はまず「アメリカ人はみんなキットカットを知っているよね。なんでお土産がキットカットやねんと思っているでしょ。」と前フリをしておきます。そのあとで「実はキットカット限定版が日本では売られているんだぜ!」と言ってアメリカ人を笑い含めて驚かせるという戦法を取ります。たぶん笑ってくれるでしょう。
※僕は笑いの講師ではありません。ただの笑かせ屋です(笑)
キットカット限定版については、実際にアメリカの雑誌にも「日本で買うべきお土産」というコーナーに掲載されていたので、間違いない手土産だと思いますよ。
「お土産」の英語は大きくわけて2通り
お土産の英語は大きくわけて2つあるので以下にご紹介します。
Souvenior:自分のために買うお土産
Present:他人のために買うお土産
僕は「お土産=souvenior」とずっと思っていたのですが、他人に対しては“present”が正解です。僕は今まで間違った言い方をしても通じていましたが、この記事を読んだ皆さんはこれから使いわけるといいと思います。
ちなみに他人のためのお土産に”gift”という言葉もありますが、こちらは”present”よりももっと格式ばった表現になるので、ちょっとした手土産の場合は”present”で問題ないと思います。”gift”だとちょっと重たく捉えられる可能性もありますからね。
皆さんがアメリカ出張で顧客にお土産を渡したいと思ったときは、「うなぎパイ」と「キットカット限定版」を是非参考にしてみてください!
アメリカビジネスに関しては以下の記事も参考になりますよ!
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