皆さんは日本人であることのメリットが何かと聞かれれば、答えることができますか?
今回は日本人というブランドについて思うことを、英会話ラボ管理人のTaka(@taka0819_lab)が自身の考えを記載したいと思います。
僕自身の話を少しすると、普通の理系サラリーマンでして、現在アメリカに駐在しています。
外国の中でアメリカのことを一番よく知っていますが、その他にも韓国や中国など、様々な国を旅してきました。
多くの外国人と接することで体感した、「日本人ブランド」を皆さんにご紹介したいと思います。
日本人は細かいところまで気が利く
日本人は外国人と比較すると、メチャメチャ細かいんですよね。言い換えると、細部まで気を遣うことができます。
僕がアメリカで生活していて「雑やなあ」と思うことをご紹介します。例えば、商品を買ったときに、タグのシールがベッタリついているため、シールを上手く剥がせないんですよね。僕はこのときに、
「なんで使用者のことを考えて剥がしやすいシールにしないんだろう?」
と思うわけです。日本だったらむしろクレームになることさえ考えられます。
その他の例を言うと、日本のスターバックス(スタバ)にあるテーブルは全然ガタガタしないですよね。スタバだけでなく他のカフェでもそうだと思います。
しかし、アメリカや中国といったその他の国では、少なくとも1/2の確率でテーブルがガタつきます。日本人の感覚から考えるとありえないですよね。海外旅行に行った皆さんも経験したことはあるのではないでしょうか?
こういった細かなツッコミは、アメリカで生活しているとよくあります。ある意味僕たち日本人はものすごく整った特殊な環境化で育ってしまったがために、他の国では生きにくさを感じるのだと思います。
以前、仕事で建設会社の方とお話する機会があったのですが、「日系企業の要求が一番厳しい」とおっしゃっていました。理由は、細かい要求がメッチャあるからとのことです。
まさに日本人の細かさゆえだと思います。
日本人はミスが少ない
次に思うのが、日本人は全然ミスをしないということです。すべて完璧にできていて当たり前の風潮があります。
僕がミスの少なさを一番感じるのは、仕事をしているときです。例えば、外国人のお客さんから商品注文書(英語で”Purchase Order”と言います)をもらうとき、大体はどこかしら不備があります。今まで間違いがなかったことがないくらいです(笑)。
日本人は基本的にミスをしないよう丁寧に作業する傾向がありますね。
日本人は相手を立てる文化がある
また、日本人は相手を立てる文化があります。例えば「お客様は神様」と言う言葉も日本特有ではないでしょうか。
レストランはもちろん、スーパーやコンビニでも接客は丁寧ですし礼儀も正しいです。これが外国となると全然違いますよ。
日本以外の国では、スーパーやレストランでも私語やスマホをいじることは基本OKです。そしてレジに行くとダルそうにレジ打ちをされるわけです(笑)。
日本人的な感覚でいうと、礼儀が悪い(rude)と思いますが、実はこれがグローバルスタンダードで、日本だけがメチャメチャ礼儀正しいのです。
個人的にはお客さんがいないときくらいは私語や携帯はOKにしてもいいのでは?と思うくらいです。だって従業員に負担が掛かっていますからね。
外国人からすると、「日本人のサービス精神はすごい!」と思うのも当然です。
日本人のホスピタリティは世界と比較しても一流
- 細かいところまで気が利く
- ミスが少ない
- 相手を立てる文化がある
僕たちが当たり前のように行っている行動は、他国の人からすると凄いことなのです。日本以外の国で生活したことがない人であれば、日本人のホスピタリティがいかに凄いかを体感することは難しいかもしれません。
このような僕たち日本人のブランドをぜひ自覚して頂ければと思います。
日本人の強みや弱みについては、以下の記事もオススメです。
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