No Soup For You!
おめえにやるスープはねぇ!
さて、僕はあなたにスープをあげる気は全くないという強い意思表示をしたところで(笑)、本題にいきたいと思います。
皆さんは“No Soup For You!”って言葉を聞いたことはありますか?アメリカ人の友だちがいる方は、もしかしたら聞いたことがあるかと思います。実はこの言葉、とても有名なアメリカンジョークなんですよ。ちなみに日本だったら、お笑いコンビ次長課長の河本が「お前に食わせるタンメンはねぇ!」と同様のセリフを言っていましたね(笑)
この”No Soup For You!”はアメリカでは超有名なジョークになるので、会話の中で使うと絶対ウケると思います。特に昭和生まれの方ならほぼ間違いなく知っているのではないでしょうか。
“No Soup For You!”の出どころ
このジョークの出どころですが、アメリカで超有名なコメディドラマ「となりのサインフェルド」のエピソードの中で使われた言葉です。そしてその言葉が爆発的に流行ったことで、今でもこうして多くのアメリカ人の中ではジョークとして使われているのです。
以下に少しだけ内容を説明しますね。
主人公のサインフェルドとその友だちのジョージは、巷で有名になっているスープ店へ足を運びます。
有名なスープを開発した店主は、非常に気難しい方で、スープを買う上で様々なルールを作っています。サインフェルドは既にスープの買い方は知っているのですが、ジョージにとっては始めて。そしてジョージがスープを購入しようとしたときにちょっとしたアクシデントが!
最終的には店主から”No Soup For You!”と言われていまうのでした。
エピソードのワンシーンについてはYoutubeでご確認ください。Season7のEpisode6の1コマです。
“No Soup For You!”の上手な使い方
ここではあなたにも上手に”No Soup For You!”を言えることができるように、シチュエーション例をお伝えしたいと思います。
例えば友だちが何か欲しいものを買いにいき売り切れだったときに、”No 〇〇 For You!”を使うとウケると思いますよ。”Soup”の箇所を別のワードに置き換えれば色んな場面で使えますね。このジョークができると、アメリカ人も「お、お前このジョーク分かっとるやんけ!」みたいな感じで思われること間違いなしですよ(笑)
余談ですが僕がアメリカに住んでいたときに、僕のボスと一緒に日本食レストランに行ったときのことです。僕たちはチャーシューラーメンを頼もうとしたのですが、肝心のチャーシューが売り切れでした。そのときにボスが言った言葉がまさに”No チャーシュー For You!”だったのです(笑)。当時の僕はこんなジョークがあるとは知らなかったのですが、後にアメリカ人の同僚から有名なフレーズであることを教えてもらいました。
ちなみに僕たちがいった日本食レストランはBLUE FIN SUSHIというお店です。僕のアメリカ時代はよくこのお店に行ってました。アトランタ付近に駐在している方、もしくは出張で来られた方は是非ブルーフィン寿司に行ってチャーシュー麺をゲットしてください!
また、ブルーフィン寿司の隣にはパークゴルフもあります。僕はほとんどゴルフはできませんが、それなりにパークゴルフを楽しめました。値段も安かったと記憶してます。
となりのサインフェルド
となりのサインフェルド(英語のタイトルはSeinfeld)は僕もAmazon Primeにて現在進行形で観ているのですが、メチャメチャ面白いです。アメリカンドラマ「FRIENDS」が英語学習にオススメな3つの理由の記事でFRIENDSについて紹介しましたが、Seinfeldも負けないくらい面白いです。
内容は日常生活を面白おかしく描くシチュエーションコメディ(シットコム)です。英語のレベル的にはFRIENDSよりも難しくなりますが、FRIENDSが分かれば、Seinfeldも大体の内容は分かると思います。
Seinfeldを観るにあたって1点問題があるのが、観れる動画サイトが日本ではAmazon Primeのみになります。既にプライム会員の方はラッキーですね!Amazon Primeでは字幕がデフォルトでついており、それを消すことができません。僕は極力字幕を観ないようにしています。
Seinfeldについては、また別の機会にたっぷりとご紹介したいと思います!
Seinfeldはレベル的にまだ難しいと思う方は、まずはFRIENDSをリスニング勉強に使ってみるといいと思います。FRIENDSは非常に面白いので、英語学習には超オススメです!
最後に
“No Soup For You!”については皆さん十分に理解して頂いたと思います。是非アメリカ人との日常会話のスパイスとして取り入れてみてください。このジョークもアメリカの文化の1つだと言っても過言ではないでしょう。
皆さんがアメリカ人とコミュニケーションを円滑にする上でもきっと役に立つと思います!
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