日本人(特に女性の方)であれば、友だちや知り合いなどに誉め言葉として以下の発言をすることがあると思います。
- 鼻が高い
- 顔が小さい
日本では誉め言葉として認識されていますが、アメリカ人には言ってはいけません!
今回はその理由を詳しくお伝えします。
ちなみに、アメリカ人と限定しているのは、現時点でアメリカ人にしか実際に確認していないからです。おそらくヨーロッパ人などもアメリカ人と同様の考えを持っていると思います。
「鼻が高い」「顔が小さい」がタブーな理由
仮にアメリカ人に対して、誉め言葉として「鼻が高い」「顔が小さい」と言うと、以下のように思われます。
- そもそも何を言っているのか意味が分からない
- 自分の身体について侮辱されたと感じる
アメリカ人にとっては、「鼻が高い」「顔が小さい」と言われることは殆どないため、一瞬自分が何のことを言われているのか戸惑います。
また、鼻や顔といった身体に関することについて言われているため、「侮辱された!」と感じる方も多いです。
ユダヤ人に「鼻が高い」はもっとタブー
アメリカにはユダヤ教徒の方も存在していますが、仮にユダヤ人の方に「鼻が高い」と発言すると、相手は間違いなく侮辱されたと思うでしょう。
その背景として、ユダヤ人の方は「鼻に特徴がある」と言われてきた過去があります。実際にWikipediaにも紹介されているくらいです。
もちろんユダヤ人の方はそのことについて良くは思っていません。日本人が「鼻が高いね!」なんて言えば相手はどういう気持ちになるかは容易に予想がつくと思います。
※実際にユダヤ人の方から聞いています。
身体の部位を褒める場合
アメリカ人に対して
- 鼻が高い(tall nose)
- 顔が小さい(small face)
と言ってはいけないことは理解して頂けたと思います。それでは仮に身体の部位を褒めたい場合はどうすれば良いのでしょうか?
僕ならbeautifulを使います。
- beautiful nose
- beautiful face
ただし、身体に関する発言をする際は、相手に誤解されないよう注意する必要がありますね。
日本はグローバルスタンダードをベースに考えると特殊な国なので、僕たち日本人は世界と比較してどう違うのかは理解しておくべきですね。
ビジネス英語を身に付けたい方へ
仕事の関係で英語を必要とする方に、オススメの学習プログラムがあります。
それは「SpeaKing Biz」です。
英会話ラボのTaka自身も使用していますが、ビジネス英単語・英語表現を効率的に学ぶことができます。
興味のある方は一度「SpeaKing Biz」のレビュー記事を確認してみてください。