こんにちは!英会話ラボ管理人のTaka(@taka0819_lab)です。
年末年始はアメリカのクリスマス休暇&日本の正月休暇をダブルで取得していたため、約2週間休みを取っていました。仕事初めの週は顧客訪問だらけで中々大変でしたね。
顧客訪問では、アメリカ人のマネージャーと雑談も含めて話をしていたのですが、日本人(特に管理職の社会人)が知っておくべき情報をお聞きしたので、この場でご紹介しておきます。
日本人は褒めなさすぎる
その顧客のマネージャーは以下のようなことを僕に話をしてくれました。
部下の仕事の状況を確認する際は、進歩があればきちんとその場で褒めるようにしている。そうじゃないと部下が「自分は何のためにここで仕事をしているのだろう?」と考えてしまい、モチベーションが下がってしまう。成果はきちんと褒めてあげてモチベーションを維持することを心掛けている。
このマネージャー、中々言いことを言いますね。
・・・
「そういや僕って人生の中であまり褒められたことないなあ。まあ全然気にしてないんやけど(笑)」
僕が褒められないのはたぶん僕のパフォーマンスがまだまだだからとは思いますが(笑)、会社に限らず日本ってあまり褒める文化がないですよね。
僕は小学校から今まであまり褒められた経験はないです。たぶんこれって日本人のみんなにも当てはまると思うのですよね。
日本には褒める文化がない!
僕の知り合いに、アメリカに住んでいる主婦の方がいますが、アメリカの学校は子供たちを褒めることが多いようです。そのため、日本人よりも自信過剰な人が多いみたいです(笑)。
確かに、アメリカ人は日本人の感覚からすると自信過剰な人が多い気がします(あくまで一般論です)。
しかし反対に日本人は自信過剰な人が極端に少ないですし、自信があることを公にすると叩かれることすらあります。ちなみになぜか僕は自信過剰な方なのですが、まあ色々と失敗してきましたよ(笑)
⇒【上海ボッタクリ事件1】
⇒【上海ボッタクリ事件2】
褒めないことによるビジネスへの弊害
この日本の褒めない文化って、学校教育にも絡んでいるので中々根深い問題ですね。
しかし、僕の持論になりますが、褒めないことは良くないですね。そもそも褒められることが嫌な人なんていないでしょう。
ここではビジネスに焦点を当てると、いいパフォーマンスを見せて褒められるのと褒められないのでは、次の仕事へのパフォーマンスにも影響がでると思います。
もし褒められたら、「もっと会社(上司)のために頑張るぞ!」となりますが、褒められないと、「どれだけ頑張っても何も得られないな」となってしまう可能性があります。
日本人の場合は、我慢できる人が多いのと転職することがまだまだマイノリティであるため、褒められずともその会社に居続けるケースは多いと思いますが、アメリカ人であれば、その人のパフォーマンスに対して褒められなければ以下のように考えるでしょう。
「私の仕事の良さは認められなかった」
「褒める文化」を作る会社は強い
解決策はいたって簡単。部下とフィードバックをする機会を増やして、良いパフォーマンスに対しては「良くやってくれた」と褒めれば言い訳です。全然難しくありません。
日系企業にも「褒める文化」が浸透すればもっと社員のモチベーションは上がるのではないかと考える次第です。
僕がもし部下を持った場合は、「口頭によるフィードバック」を多くして、良いパフォーマンスに対して適切に褒めることにしたいと思っています。
さいごに誤解がないように記載しておくと、僕の上司は魅力的ですし、自分自身の仕事環境においては非常に感謝しています。決して上司に対する愚痴や不満ではないことをここで明記しておきます。
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