皆さんはfinger-pointingの意味を知っていますか?
ニュースやビジネスなどでも使われる単語です。今回はこの英語の意味や使い方をお伝えします。
Finger-pointingの意味
finger-pointingの意味は「問題をある個人のせいにすること」です。
文字通り、誰かを非難する際にゆびを指すという動作からくる表現です。
犠牲者を探したり、人を不公平に避難するというニュアンスを持つ場合もあります。
Finger-pointingを使った例文
finger-pointingを使った例文をいくつか紹介します。
He was doing a lot of finger-pointing rather than trying to solve the problem.
彼は問題を解決しようとするより、責任追及ばかりしていました。
I don’t think finger-pointing is a good idea to solve problems.
問題解決するために責任追及するのは良いとは思わない。
問題解決に関する文化的違い
問題解決に関する日本とアメリカの接し方は非常に異なります。
日本人は問題が起こると、その原因を追究しようとします。起きたことの詳細や、誰が何をしたのかを探ろうとするのです。日系企業で働いている方であれば、経験がある人も多いと思います。
しかし、アメリカでは「誰が何をしたのかを探ろうとすること」がfinger-pointingとして誤解される可能性があります。
アメリカ企業では、避難を受けた結果として仕事をクビにされることも多いので、アメリカ人はfinger-pointingに対しては敏感です。
そのため、日本人との会議中に質問を浴びせられると、アメリカ人は自分が攻撃されているように感じ、自分を守ることに必死になります。すると日本人はいらだちを覚え、余計に多くの質問をし、その結果、アメリカ人はもっと自分を守ろうとするという悪循環が起こります。
日本人が問題解決のためにアメリカ人に質問する場合は、「誰かのせいにしようとしているわけではありません。何が問題の原因だったのかを見つけようとしているだけです」といった表現を先に伝えるべきですね。
⇒【ビッチの正しい意味は?】
ビジネス文化を学びたい方へ
アメリカ人と一緒にビジネスを行うためには、アメリカのビジネス文化を理解しておく必要がありますよね。
そんなときはロッシェル・カップ先生の書籍がオススメです。日本とアメリカのビジネス文化の違いに詳しいため、色々な学びを得ることができます。
反省しないアメリカ人をあつかう方法34
ビジネス英語を身に付けたい方へ
仕事の関係で英語を必要とする方に、オススメの学習プログラムがあります。
それは「SpeaKing Biz」です。
英会話ラボのTaka自身も使用していますが、ビジネス英単語・英語表現を効率的に学ぶことができます。
興味のある方は一度「SpeaKing Biz」のレビュー記事を確認してみてください。