英単語

解雇に関する英語「Layoff・Furlough・Fire」の意味や違い

解雇に関する英語「Layoff・Furlough・Fire」の意味や違いを解説!

Hello everyone! How’s it going?
こんにちは、Taka(@taka0819_lab)です。

解雇に関する英単語でよく目にするのは「Layoff・Furlough・Fire」です。アメリカ企業による従業員の解雇に関するニュースでもよく見ますよね。

ただ、「一言に解雇と言っても英単語によって厳密にどのような違いがあるの?」と疑問に思っている方も多いと思います。

今回は、解雇に関する英単語のそれぞれの意味と違いについて解説したいと思います!

「Layoff」の意味

レイオフ
解雇
一時解雇

業績悪化といった企業側の理由で人員を削減しなければならないときに行われる解雇のことです。この制度は、もともと業績悪化に伴う一時的な解雇で、経営が落ち着き次第再雇用を行うという制度でしたが、現在は再雇用されることは殆どありません。Layoffの場合は会社から解雇手当をもらえる場合が多いです。

ちなみに、「解雇する」という動詞はlay offと2語になります。

「Furlough」の意味

一時帰休
戻ってくることが約束された一時解雇・休暇

企業が従業員に対して一時的に業務に従事しないようにする命令のことです。ただし、その間は従業員の医療保険等の福利厚生は維持されます。

一時的なので、従業員は企業により呼び戻されれば、再度働くことができます。完全には解雇されていないという点がlayoffとは異なります。

雇用関係は維持したままで従業員のポジションは残してもらえますが、仕事をしていないので、その間は給料がもらえません。

例えば「コロナウイルスの影響でお店を開けられないから、今は仕事に来ないでね。その期間は給料を払えないけど、またお店を開けられるようになったら仕事に戻ってきてね。」という制度となります。

解雇にしてしまうとビジネスを再開する際に新しく人を探す必要があり大変なので、多くの企業がfurloughという制度を採用しています。

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「Fire」の意味

解雇する
クビにする

従業員側の問題で会社を辞めさせられる場合に使われます。「従業員側の問題」というのは、勤務態度が悪い、会社の不利益になるような問題を起こした、などです。

Fireは従業員の素行を理由で解雇するので、その点がlayoffやfurloughといった企業側の事情による解雇とは異なります。

Get firedされた場合、再就職活動をする際も企業からの印象は悪くなりますね。特にアメリカではセクハラや人種差別をするとget firedされる可能性が非常に高いです。

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「Layoff・Furlough・Fire」の違い

Layoff
解雇。一時解雇。会社側の理由で人員を削減しなければならないときに行われる解雇のことです。解雇手当等がもらえます。

Furlough
一時帰休。戻ってくることが約束された一時解雇・休暇。その間の給料は支払われませんが、医療保険等の福利厚生は維持されます。

Fire
解雇する。クビにする。従業員側の問題で会社を辞めさせられる場合に使われます。

英語のニュース記事では、特にlayoffやfurloughという英単語に出会う機会が多いので、それぞれの意味の違いを理解しておくとよいと思います。


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