皆さんは「インセンティブ」という言葉を聞いたことはありますか?
おそらくビジネスをしている人であればほとんどの方が聞いたことがある言葉だと思います。
ちなみにインセンティブは和製英語でもなく、英語も”incentive”です。
今回はビジネスでも良く使われるインセンティブ(incentive)の意味をお伝えするとともに、これからの時代を生きる皆さんの情報リテラシーを高めるために必要なことも解説しようと思います。
この記事を読んだ頃には皆さんの知能が向上していることは間違いありません!(笑)
「incentive」の意味
“incentive”の意味は以下のとおりです。
動機・刺激・誘因
より具体的に言うと
行動を起こすための刺激策・動機付け
とも言えます。
例えば、英語に関するインセンティブを例にあげると、企業が従業員に対して
「TOEIC800点以上取れば10万円支給します」
というと、英語を勉強してTOEIC800以上を目指そうとしますよね。この10万円が英語勉強の動機付け(インセンティブ)になるわけです。
「incentive」を使った例文
“incentive”を使った例文をいくつか以下に記載しておきます。
If you want them to work harder, you should give them some incentive.
彼らにもっと働いてほしいのなら、何か誘因となるものを与えるべきです。
Trying to have American girlfriend is the greatest incentive to study English for me.
アメリカ人の彼女を持とうとすることは、僕にとっては英語を勉強する素晴らしい動機付けです。
情報リテラシーを高める方法
“incentive”の意味と使い方についてはご理解頂けたと思うので、今回はインセンティブに関係する「情報リテラシー」についても説明しようと思います。
情報リテラシーを高めるためにはインセンティブを理解しておく必要があります。情報リテラシーの定義を簡単に説明すると、
「情報を正しく理解する能力」
になります。これがなぜインセンティブに関係するかというと、世の中の情報は、提供者のインセンティブが働いている可能性があり、鵜呑みにすると間違ったり騙されたりする恐れがあるのです。
例えば、芸能人などの有名人が紹介する美容商品や健康商品は、その人のインセンティブが働いている可能性があります。どういったインセンティブかというと、企業からその商品を紹介した場合に紹介料という金銭的報酬を貰えるケースです。
これは別名でステマ(ステルスマーケティング)とも呼ばれます。実際にある芸能人がステマを行い炎上したことはありますよね。
上記以外でインセンティブが関係している情報として、自分の立場をベースに情報発信するケースです。これはポジショントークと呼ばれます。
※ポジショントークは和製英語なので外国人と英語でコミュニケーションを行う際は使わないでくださいね。
例えば、古文を専門とした先生がいるとします。その人は
「古文はこれからの社会では絶対に必要だ!」
と言っていたとします。その情報は本当なのだろうか?僕ならまずこのように考えます。
「そもそもなぜこの人は古文が必要だと言っているのか?」
その人のプロフィールを見ると古文の先生であるとのこと。つまり、もし古文が必要なくなり誰も生徒が来なくなれば、古文の先生としての価値がなくなってしまうわけです。だから自分のポジションを守るためにこのようなポジショントークを行うのです。
もちろん結果的にポジショントークになってしまう例もあるので、本当に正しいかどうかは、その情報がデータに基づいて話されているのかなど、最低限のファクトチェック(論理的に間違っていないかを検証すること)は行うべきですね。
あっちなみに僕は古文は要らない派です。なぜなら仕事で全く必要としないからです(笑)。
インターネット上で情報過多な時代だからこそ、僕自身も含めて情報リテラシーをつける必要がでてきましたね。テレビの情報も鵜呑みにしてはいけませんよ!
とまあ”incentive”から派生して情報リテラシーについても説明しました!
英語ネイティブが良く使う英単語
英語ネイティブが日常生活で良く使う英単語を以下にご紹介しておきます。これらの単語を知っていると、英語ネイティブとのコミュニケーション向上に役立つと思いますよ。
ビジネス英語を身に付けたい方へ
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