皆さん句動詞(phrasal verbs)のことはご存知ですか?
Wikipediaによると
句動詞とは、「動詞+副詞」または「動詞+前置詞」によって構成され、特別な意味を生じ、まとまって1つの動詞のように機能する定型のフレーズのこと
です。
例えば、ask (someone) outという英語フレーズも句動詞の一例です。このフレーズの意味については以下の記事でご紹介しています。
https://xn--zdkza591sx59bl3h.com/ask-out/
アメリカ人などの英語ネイティブであれば、日常会話で頻繁に句動詞を使います。しかし、日本人はあまり句動詞を知っている方は少ないため、ネイティブと英語でコミュニケーションを取る中で、相手が何を言っているのか分からなくなってしまいます。
そこで、今回はアメリカ人が良く使う句動詞をいくつかご紹介したいと思います。複数回に分けて紹介していく予定なので、今回は【パート1】としています。
それでは早速ご紹介していきます!
back down (from)
back down (from)の意味は「諦める」です。同義語はgive upになります。
I backed down from the fight.
その喧嘩から退きました。
I backed down from this issue.
この問題については諦めました。
back off
back offの意味は「出ていく」です。同義語はget awayやget outになります。
Back off! It’s kind of dangerous here.
逃げろ!ここは何だか危険だ。
例文の中にkind ofという英語表現が出てきましたね。この表現はアメリカ人が良く使う表現の1つです。以下の記事に詳しく説明していますよ。
Back off! I don’t want to see your face.
出ていけ!お前の顔なんて見たくない。
beat up
beat upの意味は「ボコボコにする」「酷い目に合わす」です。
I hate him, so I’m gonna beat him up.
俺は彼が嫌いだからボコボコにしてやる。
例文の中にあるgonnaはgoing toを省略したスラングになりますが、アメリカ人は日常やビジネス場面でも普通に使いますね。僕も実生活では殆どgonnaを使いますよ。
I got beat up. / I got beaten up.
酷い目に合ったわ。
My phone is beat up because I dropped it.
携帯を落としたせいで、ボコボコになってしまった。
上記のbeat upは形容詞としても使われていますね。
blow off
blow offの意味は「無視する」です。同義語はignoreになります。
I didn’t blow you off. I just didn’t have time to call you.
あなたを無視したわけじゃないんだ。ただ電話する時間がなかっただけだ。
If you don’t like the guy, just blow him off.
もしその男の事を好きじゃないんだったら、ただ無視すればいいだけだよ。
boil down to
boil down toの意味は「要約すると~である」です。最後にまとめるときに使われたりしますね。
It boils down to 3 points.
要約すると3つのポイントがあります。
Our problem boils down to money.
私達が抱える問題は結局のところお金です。
break down
break downの意味は「分解する」です。
Let’s break it down.
それを分解しましょう。
例えば、ビジネスの世界でも、ある問題を解決するために要因分析をすることがあります。その際に要因を分解(break down)して考えたりしますね。
営業の場合は、顧客から商品の価格を部品ごとに分解して提出するように言われたりもしますね。
まとめ
今回ご紹介した句動詞は以下の通りです。
- back down (from)
- back off
- beat up
- blow off
- boil down to
- break down
どれもアメリカ人が良く使う英語表現なので、是非覚えておいてくださいね!
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