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正しい本(ビジネス書)の読み方を教えちゃいます!【本を読む理由がポイント】

正しい本の読み方

皆さんは社会人になりたての頃、上司から「本を読みなさい」と言われませんでしたか?

僕が新入社員のときは結構言われました。ちなみにここでいう本とはビジネス書のことです。

社会人であれば「ビジネス書」を読む方も多いはず。

僕のまわりにも、年間100冊などの目標を立ててビジネス書を読んでいる方もいます。意識高いですね!

さて、ここで一つ質問です。

「そもそもなんで本(ビジネス書)を読むんですか?」

様々な理由があると思いますが、なかには本を読むこと自体が目的になっている方もいるのではないでしょうか。もしくは周りの意識高いビジネスパーソンに感化されてとりあえず本を読んでいる方もいるはず。。。

上記のような方は、本の読み方が間違っています!非常に効率の悪い読み方をしています。

ここでは、どのような本の読み方が正しい(=効率的かつ効果的)なのかについて、僕の持論を述べたいと思います。

※この記事では本=ビジネス書とします。

正しい本の読み方はこれだ!

「正しい本の読み方」は何か?その答えは以下のとおりです。

何かを学びたいときに本を読むことが、正しい本の読み方である。

本を読むからには必ず理由が必要です。特に「〇〇を学びたい」や「〇〇について調べたい」といった明確な理由があるべきです。

皆さんも英語の参考書を買うときは「英語を勉強したい」という明確な理由がありますよね。ビジネス書も全く同じです。目的ありきの読書なのです。

明確な理由があるのとないのとでは、本を読むことで得られる知識量が全く異なります。

明確な理由があれば、それに関する内容を集中して読むことができますが、明確な理由がなければ、あなたの脳自身も何を記憶すべきか分からないまま、なんとなく読んで終わってしまいます。

インプットをすぐにアウトプットできる環境が必要

前項で目的を持って本を読むことが大事だと述べましたが、もう一つ大事なことがあります。

それは本で得たインプット(=知識)をすぐにアウトプットできる環境にあるかどうかということです。

本を読む本質的な目的は、アウトプット(=行動)なのです。

インプットしただけでは自己満で終わります。また、せっかくインプットしても、アウトプットできる環境でなければ、その知識はやがて記憶から消えてしまいます。

たまに資格取得を目指している人に出くわすことがありますが、これについてもアウトプットする環境がなければ、資格取得のために覚えた知識が無駄に終わってしまいます。

資格取得を考えている方は、以下の記事も参考にしてみてください。

資格
将来が不安だから「資格を取得する」という発想は正直ヤバいです!皆さんの中で「資格を取得したい」と考えている方はいますでしょうか?もしいるなら、なぜその資格を取得したいのでしょうか?資格取得を目指して...

僕の経験を少し話します。新入社員のとき、それなりに時間があった僕は、「社会人であれば本を読むべき」というロジックのもと、やみくもにビジネス書を読んでいました。

自己啓発本からマーケティングの本や金融関係の本など、色んなジャンルに手をつけていました。しかし、全く役に立たなかったというか、ほとんど忘れてしまいました(笑)

忘れた理由は簡単で、本で学んだことを実践で使わなかったからです。実際に使わない情報なんて脳からしたらゴミ同然なので、簡単に忘れてしまいます。

それでは、インプットをすぐにアウトプットできる環境とはどういう環境かというと、それは業務に直結していることです。別に会社の業務だけじゃなくても構いません。趣味でも全然問題ありません。

たとえば僕はこうして記事を書いているわけですが、「ライティングスキルの本」なんかは読めば速攻で実践に活かせますよね。また、英語学習や国際交流、外国文化に関する本も全てこのブログに速攻で活かせます。

このように、本を読んでインプットしたことを、すぐにアウトプットできる環境にいることは非常に重要です。

理想はインプットからアウトプットまでの間隔がゼロになることです!まあゼロは物理的に無理ですが、極めてゼロに近いことが理想です。

アウトプット(行動)しなければ意味がない

そしてメチャメチャ重要なことは、アウトプットする(行動する)ということです!

行動しなければ何も生まれません。しかし、この「行動ができる人」が全然いないのも現実です。

極端なことを言えば、本を読む前に、思いついたことを試しに行動すればいいんですよ。そして盛大に失敗した後にその分野の本を読むと、吸収力がまるで違いますよ。

僕の勉強法を少しお話すると、興味がある分野がある場合は以下のプロセスに従って勉強します。

①ネットなどでググってその情報について軽く調べる

②試しにやってみる。そして盛大に失敗する(笑)

③その分野の本を数冊買って、ちゃんと勉強する。

④行動する。そしてまた盛大に失敗する(笑)

⑤勉強と行動をひたすら繰り返す

皆さんPDCAサイクルってご存知ですか?社会人の方ならほとんどの方が知っていると思います。

PDCAサイクルの場合はPlan(計画)からはじまりますが、成功する人たちは実はDo(行動)からはじめています。

何も知らない状態で計画を立てるよりも、一度経験してからの方が、より精度のある計画を立てることができますし、何より本などを読んで勉強したときの吸収力がハンパなくあがります!本当です。

まとめ

正しいビジネス書の読み方は以下の通りです。

①「何かを学びたい」といった目的が明確

②インプットしたことをすぐにアウトプットできる環境である

③実際にアウトプットする

③については、本の読み方というよりも、本を読んだ後にすべきことを述べています。

本って本当に素晴らしいですよね。自分への投資としてはリスクゼロでリターンしかない優れた商品です!

ちなみに読書は勉強だけでなくても、相談相手としても重宝しますよ。このことは以下の記事にも記載しております。

相談
「悩んだときに相談すべき相手は誰であるべきか」について考える仕事、恋愛、プライベート、その他もろもろで僕たちは日々どうすれば良いか悩んだりしますよね。そんな時に多くの方がすることは何か?それは「相...

さいごに、僕の相談相手となる本を2つ紹介しておきます。

どちらも世界的ベストセラーであり、僕自身も実際に読んでみて納得の内容でした。その理由は本質的だからです。

これらの本を読んでおけば、上司との話のネタにもなるかもしれませんね。


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