英語表現

アメリカ人が日常会話で使う基本英語フレーズ10選【僕の実体験に基づきます】

アメリカ人の英語フレーズ

僕たちが学校やテキストで勉強する英語フレーズって、実はネイティブがほとんど使っていない表現であったり、もしくは文章英語であることが多く、日常会話ではあまり耳にすることはないという状況は良くありますよね。

それに対してネイティブが使う言葉って、日本人にとっては意味が分からないフレーズが多いです。

僕は仕事の関係でアメリカに駐在していた経験があるので、その実体験を基にアメリカ人が日常的に使う英語フレーズをご紹介したいと思います。日常的に使える簡単なフレーズばかりなので、すぐに実践可能です。

※補足
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それではさっそく英語フレーズを紹介していきます。

①How’s it going? 調子どう?

これはアメリカ人なら人によっては1日10回以上使うのではないでしょうか。1日のうちで初めて会った人に対して使います。例えばこんな感じで使います。

1日の始まりに会社のデスクで同僚にあったとき
A: Good morning! How’s it going? おはよう!調子どう?
B: Pretty good! How are you? メッチャ元気!そっちは?
A: Not much, thank you! ふつうやで、ありがとう!

「How’s it going?」は「How are you?」よりも少しくだけた表現になりますが、仕事でも使って大丈夫な表現です。僕も顧客との打ち合わせ時には普通に使っていました。

ちなみに「How are you?」は結構かたい表現になるので、初めての顧客に対しては使いますが、日常ではそんなに使いません。ただし、近い関係の方に対してもたまに使うこともあります。

※僕は過去にネット上でアメリカ人は「How are you?」を全く使わないと記載された記事を見ましたが、実際にアメリカに行って間違いだと気づきました。使う頻度は少ないですが、時と場合によって普通に使われています。

ただし、私の体験では友だちに対してはほとんど使われていませんでした。「How are you?」についてへ、以下の記事で詳しく説明しています。

【外国人の挨拶】How are youは実際に使われるのか!?皆さんは日本の学校で以下のような一連の会話を習ったことがあると思います。 Hi! How are you? I’m fine, ...

②How you doing? 調子どう?

これも「How are you?」よりも少しくだけた表現になります。

「How’s it going?」との違いはあまりないですが、「How you doing?」の方がプライベートな状況で良く使われていると個人的に感じます。その理由ですが「How’s it going?」の場合は調子を聞いている対象がitであることに対して、「How you doing?」の場合は調子を聞いている対象がyouであることが理由だと考えます。

「How you doing?」という表現はアメリカの国民的ドラマであるFRIENDの中で、プレイボーイのJoey(ジョーイ)が女性を口説くときに使用していたフレーズでもあります!(笑)

ちなみにFRIENDSについてはアメリカンドラマ「FRIENDS」が英語学習にオススメな3つの理由を読んで頂ければと思います。

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③What’s up? 調子どう?

これは「How you doing?」よりももっとくだけた表現になります。だからと言ってビジネスで全く使われないということはありません。

アメリカは日本よりもフランクな文化であるため、くだけた表現でも状況によっては普通に使われたりします。ただし、ビジネスの場面では「How’s it going?」を使う方が一番多いと思います。

「What’s up?」は主に若者が使っている言葉ですね。僕の場合10代や20代前半のアメリカ人と話すときの挨拶は「What’s up?」が一番多かったです。

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④I’m gonna ~するつもり

I’m going toの短縮形ですね。

一応スラングになりますがアメリカ人の口語英語は基本的に短縮形を使います。むしろI’m going toと使っているのを聞いたことがないくらいです。

⇒【スラングってどういう意味!?

I’m gonnaは非常に言いやすい表現なので、どんどん使用してネイティブ表現に慣れていきましょう。

⑤I wanna ~したい

I want toの短縮形です。I’m gonnaと同様、アメリカ人が普通に使っている表現になります。

I’m gonnaとI wannaはセットで覚えちゃいましょう!

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⑥make sure 確認する

これもアメリカ人が良く使う表現です。日本人は「確認する」を英語で言う際はconfirmを使ったりしますね。この表現はかなりかたい表現(ビッグワードとよばれます)になります。

日本人はconfirmのようなビッグワードを使うのですが、アメリカ人はもっと簡単な表現で使います。以下に例文を記載しておきます。

Make sure your pass port when you go to the airport.
空港に行くときにはパスポートは確認してね!

Please let me make sure of it.
それについては確認させてください。

Make sureの他に、sureを使った表現としては

For sure.
その通りです。

I’m sure. / I’m not sure.
確かです。/ 確信が持てません。

100%確信が持てないときはI’m not sureを使いましょう。

⇒【上海ボッタクリ事件~前編~

⑦go over 確認する, 調べる, 説明する, 見直す, 復習する

go overは様々な意味があって、これも良く使われています。僕がアメリカで初めてこの言葉を聞いたときは、「go overってどこの上に行くんだろう?」と本気でどういう意味なのか考えました(笑)。

アメリカ人はこのような句動詞(phrasal verb)を良く使うので、知っていなければ絶対に分からないですよね。以下に例文を記載しておきます。

Could you go over it again?
もう一度説明して頂けませんか?

この場合、意味的には go over = explain になりますね。

Let’s go over it later.
あとで見直しましょう。

資料なんかを後で一緒に見直すときなどに使える表現ですね。

⑧buck(s) ドル

アメリカではお金の単位としてドル(USD)が使用されますが、10ドルや20ドルなどの少額についてはdollarsではなくbucksが使用されます。

Bucksが使用されるのはあくまでも少額の場合なので、100ドル以上はdollarsを使いましょう。

⑨Can I get ~ ? ~が欲しいです。

これはカフェやレストランで良く使う表現になります。以下に例文を記載します。

スターバックスにて
A: Hello! how are you?
B: Pretty good! Can I get a coffee?

レストランにて
A: Are you ready?
B: Yes, can I get a cheese burger?

「Can I get~?」という表現を使ってカフェやレストランでぜひ注文してみてください。

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⑩Have a good one! 良い日を過ごしてね!

これもスタバなどのカフェの終わりに店員さんから良く言われるフレーズですね。

日本でも最後に「ありがとうございました」と言うので、役割的には同じです。「Have a good one!」に使われる”one”ですが日本人的には「何これ?」って感じですよね。

「Have a good day!」なら理解できるんですけどね。”one”について解説すると、これは代名詞なんですよ。朝であればhave a good dayですが、夜にhave a good dayだと違和感がありますよね。

夜の場合はhave a good nightが適切ですが、いつでも対応可能なのがhave a good oneなんです。これは時間帯を気にせず使えるので便利ですよね。

⇒【日本人は外国人にゲイと思われている!?

まとめ

アメリカ人が日常会話で使う基本的な英語フレーズ10個を以下に記載しておきます。

簡単な表現ばかりなので、どんどん実践で使ってこれらの英語フレーズに慣れて頂けると幸いです。

①How’s it going?
②How you doing?
③What’s up?
④I’m gonna
⑤I wanna
⑥make sure
⑦go over
⑧buck(s)
⑨Can I get ~ ?
⑩Have a good one!

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