皆さんは日本の学校で以下のような一連の会話を習ったことがあると思います。
Hi! How are you?
I’m fine, thank you.
ここで使われている「How are you?」ですが、実際にネイティブがこの表現を使うのかどうかという議論があります。というのも、巷に溢れている英語教材の中には、ネイティブは「How are you?」という英語表現を使わないと記載されていたりするからです。日本人の英語学習者も、疑問を持っている方は多いと思います。
そこでここでは、「How are you?」がネイティブに使われているのかどうかについてお伝えしたいと思います。
ちなみに英会話ラボ管理人のTakaは、実際にアメリカ顧客相手にビジネスをしており、過去にアメリカに住んでいたこともあるので、ネイティブの英語事情はそれなりに知っております。
⇒【Takaのアメリカ駐在】
僕が実際の経験から語るので、今回の記事も信用できるものであると自負しております。
外国人の挨拶で「How are you?」は使われるか?
結論を言うと、ネイティブでも「How are you?」を日常で使っています。僕は良くスターバックスに行きますが、店員に普通に聞かれます。たまにではなく日常的にです。
ちなみにスターバックスに関する記事は以下にいくつか記載しておりますので参考にしてください。
僕たちも学校で習った通り「How are you?」を使っても全然問題ありませんよ。もし反対に聞かれた場合は、「I’m fine, thank you」でも良いですが、これだと学校の教科書感は否めないので、少し違った返答をしても良いかもしれません。
ただし、まだ英会話に慣れていない段階では、何を言うかよりもテンポよく返答する方がずっと大事だと僕は思うので、教科書通りの返答でも良いと思います。
僕が良く使うのは「Pretty good!」です。ポジティブ感を相手に伝えることができていい表現だと個人的には思っています。特にアメリカ人はポジティブな表現が好きですからね。
「How are you?」以外の表現
あまり海外に行って実際のコミュニケーションを取ったことがない人は、「How are you? 」以外にどんな表現があるか知っている人は少ないと思います。ネイティブが良く使う表現として、
How’s it going?
How you doing?
があります。学生などの若い子たちはWhat’s up?をよく使う傾向がありますね。
これらは、How are you?よりもよりくだけた感じの表現になりますが、ビジネスでも結構使われたりします。僕はお客さんに対してはHow are you?かHow’s it going?を使うことが多いです。
以下にアメリカ人がよく使う日常表現をまとめていますので、ぜひ確認してみてください。
⇒【基本英語フレーズ10選】
最後に
巷ではネイティブはHow are you?なんて聞き方をしないという噂が囁かれていますが、全然そんなことなく、普通に使われることを知っておいてくださいね。
僕なりになぜこの迷信が広まったのかを考えたのですが、おそらく、「実はHow are you?はネイティブは使わない!」と言った方が、その言葉を習ってきた僕たちにインパクトがあるんですよね。そこで注目させといて書籍などの宣伝をすれば、効果的ですよね。僕もすぐに引っかかりそうです(笑)。まあ一種のマーケティング法でしょう。ただし、せっかく頑張って英語を学んでいる人に嘘を教えるのは絶対に良くないので、やめてほしい限りです。
僕のサイトでは、実際に外国人とのコミュニケーションに基づいた記事ばかりなので、安心して見ていただければと思います!
⇒【日本人男性はゲイ!?】
ビジネス英語を身に付けたい方へ
仕事の関係で英語を必要とする方に、オススメの学習プログラムがあります。
それは「SpeaKing Biz」です。
英会話ラボのTaka自身も使用していますが、ビジネス英単語・英語表現を効率的に学ぶことができます。
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